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復旧ポイントのコピー - シナリオ例
以下のシナリオ例は、各種オプションの設定によって復旧ポイントのコピーのスケジュールにどのような影響があるかについて説明しています。
この例では、Arcserve UDP Agent (Windows) バックアップ スケジュールが以下のように設定されていると仮定します。
- フル バックアップ - 7 日ごと
- 増分バックアップ - 1 時間ごと
- 検証バックアップ - 3 日ごと
および以下の状況であるとします。
- 最初のバックアップは、1 日目の午後 5 時に実行されます(デフォルトでは、最初のバックアップは常にフル バックアップになります)
- 最初の増分バックアップは、1 日目の午後 6 時に実行されます(その後は 1 時間ごとに実行)
- 復旧ポイントの保存数は 31 (デフォルト)に設定されています
- コピー先としてデスティネーション "D" が設定されています
シナリオ #1
このシナリオでは、復旧ポイントのコピーが以下のように設定されています。
- コピー実行までのバックアップ数: 4
- 保持する復旧ポイント数: 1
結果
シナリオ #2
このシナリオでは、復旧ポイントのコピーが以下のように設定されています。
- コピー実行までのバックアップ数: 4
- 保持する復旧ポイント数: 4
結果
- 午後 8 時(4 回目のバックアップ後)に、スケジュールされたコピー ジョブが実行されます。4 つの復旧ポイントはすべて 1 つの復旧ポイント(復旧ポイント #1)に統合され、デスティネーション D に保存されます。
- 午前 0 時(8 回目のバックアップ後)に、次にスケジュールされたコピー ジョブが実行されます。復旧ポイント #2 が作成され、デスティネーション D に保存されます。
- 2 日目の午前 4 時(12 回目のバックアップ後)に、次にスケジュールされたコピー ジョブが実行されます。復旧ポイント #3 が作成され、デスティネーション D に保存されます。
- 2 日目の午前 8 時(16 回目のバックアップ後)に、次にスケジュールされたコピー ジョブが実行されます。復旧ポイント #4 が作成され、デスティネーション D に保存されます。
- 2 日目の午後 12 時(20 回目のバックアップ後)に、次にスケジュールされたコピー ジョブが実行されます。デスティネーションでは 4 つの復旧ポイントまで保持するよう設定されているため、新しい復旧ポイントが作成されたら、最初の復旧ポイントはデスティネーション D から削除されます。
シナリオ #3
このシナリオでは、復旧ポイントのコピーが以下のように設定されています。
- コピー実行までのバックアップ数: 1
- 保持する復旧ポイント数: 4
結果
- 午後 5 時(最初のバックアップ後)に、スケジュールされたコピー ジョブが実行されます。1 つの復旧ポイント(復旧ポイント #1)が作成され、デスティネーション D に保存されます。
- 午後 6 時(2 回目のバックアップ後)に、次にスケジュールされたコピー ジョブが実行されます。復旧ポイント #2 が作成され、デスティネーション D に保存されます。
- 午後 7 時(3 回目のバックアップ後)に、次にスケジュールされたコピー ジョブが実行されます。復旧ポイント #3 が作成され、デスティネーション D に保存されます。
- 午後 8 時(4 回目のバックアップ後)に、次にスケジュールされたコピー ジョブが実行されます。復旧ポイント #4 が作成され、デスティネーション D に保存されます。
- 午後 9 時(5 回目のバックアップ後)に、次にスケジュールされたコピー ジョブが実行されます。デスティネーションで 4 つの復旧ポイントまで保持するよう設定されているため、新しい復旧ポイントが作成されたら、最初の復旧ポイント(午後 5 時のバックアップ後に作成されたもの)はデスティネーション D から削除されます。
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