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FAQ

このセクションには、以下のトピックが含まれています。

ファイル コピー関連 FAQ

暗号化関連 FAQ

Exchange 詳細リストア関連 FAQ

サービス関連 FAQ

更新関連 FAQ

ファイル コピー関連 FAQ

以下の FAQ は、ファイル コピー機能に関連したものです。

暗号化パスワードを失くした場合にデータをリストアできますか。

いいえ。バックアップ済みの暗号化されたデータをリストアするには、適切な暗号化パスワードを提供する必要があります。

バックアップ/リストア可能な最大のファイル サイズは何ですか(たとえば、大容量の Outlook PST ファイル、CAD ファイル、ビデオ ブロードキャスト ファイルなど)。

Arcserve UDP Agent (Windows) を使用してバックアップ/リストアできるファイル サイズに制限はありません。大容量の Outlook PST ファイル、CAD ファイル、ビデオ ブロードキャスト ファイルなども対応可能です。

事前定義済みのファイル/フォルダで、[ファイル コピー - ソースの削除]ジョブの実行で削除されないものはありますか。

はい。Arcserve UDP Agent (Windows) は、[ファイル コピー - ソースの削除]ジョブの実行において、すべてのシステム状態ファイルとアプリケーション ファイル/フォルダを削除対象から除外します。Arcserve UDP Agent (Windows) では、Microsoft Exchange および SQL Server のみをサポートします。アプリケーション ファイルのリストは VSS ライタの照会によって取得されます。

ファイル コピー ジョブは、データをローカル ソース ディスクから直接コピーしますか。

ファイル コピー ジョブでは、Arcserve UDP Agent (Windows) バックアップ ディスクがマウントされ、次にデータがコピーされます。実際にローカル ソース ディスクから読み取られるわけではありません。

Amazon S3 クラウド上に保存できる最大のファイル サイズは何ですか。

Amazon S3 クラウド場所に保存できる最大のファイル サイズに制限はありません。

ブロック レベルの増分(BLI)バックアップの最小サイズは 64K です。ファイル サイズが 64K 未満の場合、Arcserve UDP Agent (Windows) ではファイル全体がコピーされることになりますか。

はい。ブロック レベル増分バックアップの最小の単位は 64K に設定されています。

ファイル コピー ジョブとバックアップを同時に実行できますか。

はい。Arcserve UDP Agent (Windows) では、両方のジョブを同時に実行することが可能です。

ファイル コピー ジョブで、スタブ ファイルは再度コピーされますか。

いいえ。ファイル コピー ジョブでは、Arcserve UDP Agent (Windows) はスタブ ファイルを無視し、再度コピーすることはしません。

すべてのファイル コピー ジョブは、Arcserve UDP Agent (Windows) 標準バックアップ ジョブのように VSS スナップショットを開始しますか。

いいえ。VSS スナップショットは、ファイル コピー ジョブではなくバックアップ ジョブ中にのみ実行されます。

Amazon S3 クラウド場所に保存されるファイル コピーは、オープン ソース アーカイブ形式になりますか。

いいえ。Amazon S3 クラウド場所に保存されるファイル コピーは固有の形式のみになります。

ファイル コピー - ソースの削除ジョブでファイルが削除された場合、ファイル コピーのデスティネーションから BMR を実行できますか。

いいえ。ファイル コピー デスティネーションからはリストアを実行するだけです。削除されるファイルはソースからのみ削除され、復旧ポイントからは削除されません。復旧ポイントには、完全な BMR を実行するのに必要なフル ボリューム情報が含まれています。

ファイル コピー ジョブの場合、ソースの削除オプションはデフォルトで有効になりますか。

いいえ。このオプションはユーザがタスクを追加するか、バックアップ設定を行うときに選択されます。

暗号化関連 FAQ

以下の FAQ は、暗号化機能に関連したものです。

暗号化の種類または暗号化パスワードを変更した場合、復旧ポイントの最大数に到達するとどうなりますか。

バックアップ中のイメージの統合は、古いパスワードが設定されているイメージについても通常どおり行われます。 残っている最も古いイメージが、古いパスワードを使った最後のフル バックアップである場合、このフル バックアップは削除されます。

新しい暗号化パスワードを入力した場合、最初に古い暗号化パスワードを求められますか。

いいえ。Arcserve UDP Agent (Windows) では、新しいパスワードをすぐに適用し、古いパスワードは要求しません。

Windows Encrypting File System (EFS)またはサードパーティの暗号化システムのいずれかを使用してすでに暗号化済みのデータはどうなりますか。

Exchange 詳細リストア関連 FAQ

以下の FAQ は、Exchange 詳細レベル リストア機能に関連したものです。

Exchange 検索は電子メールの件名に限られていますか、それとも添付ファイルも検索できますか。

Arcserve UDP Agent (Windows) で実行可能な最も詳細なレベルの検索は、電子メールの件名に対する検索です。

詳細レベル リストアでリストアできるのはメール オブジェクトのみですか。または、連絡先やカレンダなどのオブジェクトもリストアできますか。

Arcserve UDP Agent (Windows) では、メール オブジェクト(メールボックス、メールボックス フォルダ、またはメール)のみをリストアできます。

メールボックス全体をリストアできますか。できる場合、メールボックス ストアの既存データが上書きされますか。

はい。メールボックス全体を回復できます。メールボックス ストアの既存データには上書きしません。

サービス関連 FAQ

以下の FAQ は、サービスに関連したものです。

別のアカウントを使用して Arcserve UDP エージェント サービスを開始するにはどのようにすればよいですか?

Arcserve UDP エージェント サービスを開始するために使用するアカウントを変更する場合、ローカル管理者グループに属するアカウントを作成し、このアカウントにプロセス レベル トークンの置き換えユーザ権限が割り当てられる必要があります。詳細については、ユーザ権限をアカウントに割り当てる方法に関する Microsoft ドキュメントを参照してください。

更新関連 FAQ

以下の FAQ は、更新機能に関連したものです。

更新のプロキシ設定を指定するためにスクリプトの情報を使用できますか。

はい。[プロキシ設定]ダイアログ ボックス(更新の環境設定からアクセス)で、[ブラウザのプロキシ設定を使用する]オプションを選択して、ブラウザのプロキシ設定を使用することができます。

ワークステーション ノードを更新用ステージング サーバとして使用できますか。

はい。ワークステーション ノードは、Arcserve UDP Agent (Windows) 更新をダウンロードするためのステージング サーバとして使用できます。

更新を一元的に管理/操作できますか。または各ノードを個別に(1 つずつ)設定する必要がありますか。

いいえ。更新用に各ノードを個別に設定する必要があります。

更新用ステージング サーバでは、このサーバ上で Arcserve UDP Agent (Windows) 機能を一切使用していない場合でも Arcserve UDP Agent (Windows) ライセンスが別途必要ですか。

いいえ。Arcserve UDP Agent (Windows) の機能を更新ステージング サーバ以外には使用していない場合、ステージング サーバ用に別の Arcserve UDP Agent (Windows) ライセンスを持つ必要はありません。

実稼働環境の問題のため、Arcserve UDP コンソール、復旧ポイント サーバのインストール、および Arcserve UDP エージェントをまだアップグレードしていません。まだ Arcserve UDP Version 5.0 Update 1 を実行しています。

ただし、リモート復旧ポイント サーバはダウンタイムを管理できるため Update 2 にアップグレードしました。ローカル RPS サーバでバックアップされた復旧ポイントをリモート管理された RPS サーバにレプリケートする作業を続行しても大丈夫ですか。

回答:このような設定は問題なく、Update 2 を実行するリモート管理された RPS サーバへのデータのレプリケートを続行できることが、いくつかの基本テストで確認されています。ただし、Update 1 を実行するすべてのソース ノードを Update 2 にアップグレードすることを強くお勧めします。

Arcserve UDP コンソール、RPS サーバ、および Arcserve UDP エージェント ノードを含むすべてのソース ノードを Update 2 にアップグレードしましたが、デスティネーション RPS ノードはまだ Update 1 を実行しています。

Update 2 を実行する実稼働システムから、Update 1 を実行するリモート管理された RPS サーバへのバックアップのレプリケートを続行できますか。

回答:いいえ。このような環境設定はサポートされていません。Update 2 には、いくつかの新しい更新および拡張機能が含まれます。デスティネーションがまだ Update 1 である場合、Update 2 を使用してバックアップされた復旧ポイントをより古い Update のサーバにレプリケートすることはできません。レプリケーションは、10 分間接続を試み、「準備」ステータスを表示します。10 分後にレプリケーションは停止し、対応するジョブ ログに次のようなテキストのエラー エントリが作成されます。

「デスティネーション サーバ上で Web サービスとの通信が、指定されたタイムアウト期間を経過しました。」

これはネットワーク関連の問題ではありませんが、デスティネーション RPS が Update 2 にまだアップグレードされていないことを示します。デスティネーションを Update 2 にアップグレードし、すべてのユニットが Update 2 レベルになるためシステムがシームレスに機能することを確認するよう、強くお勧めします。