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復旧ポイントのマージが失敗すると、復旧ポイントが回復不可能になる場合がある

問題の説明

Arcserve D2D r16 Update 7 には、前のマージ ジョブが失敗またはクラッシュした場合に、復旧ポイントのマージ処理を再開する機能が加わりました。しかしマージ ジョブが 10% 以上完了してからマージが失敗またはクラッシュすると、復旧ポイント チェーンが破損し、その結果バックアップ、マージおよびリストアのエラーが継続的に発生する可能性のあることが Update 7 のリリース後に判明しています。

注:

マージの問題およびデータの破損に関連する追加情報については、以下のナレッジ ベース記事を参照してください。

http://arcserve-knowledgebase.com/index.php?View=entry&EntryID=4032

対処方法

AFUtil.exe ユーティリティを使用してバックアップ セッションをスキャンし、バックアップされたデータの整合性を確認することができます。以下の KB 記事にアクセスしてユーティリティをダウンロードし、早急にユーティリティを実行することを強く推奨します。

http://arcserve-knowledgebase.com/index.php?View=entry&EntryID=4512

重要:このユーティリティは、選択された復旧ポイントのバックアップ データの完全スキャンを実行するため、処理が完了するまで時間がかかる場合があります。他のジョブが同時に実行中である場合、このユーティリティは実行できません。Arcserve UDP Web サービスが停止しており、実行中のアクティブなジョブが存在しないことを確認します。

このユーティリティの詳細については、「AFUtil.exe ユーティリティ」を参照してください。