データベース全体(すべての表領域および制御ファイル)をリストアできます。リストアする前に、ファイルを見つける必要があります。ファイルを見つける際、データベースが開いていることを確認します。データベースが開いている場合は、リストア プロセスを開始する前に、ALTER TABLESPACE.OFFLINE ステートメントを使用して、表領域またはデータ ファイルをオフラインにしてください。
次の手順に従ってください:
SQL> SELECT TABLESPACE_NAME, FILE_NAME from DBA_DATA_FILES;
SQL> SHOW PARAMETER CONTROL FILES;
SQL> STARTUP NOMOUNT;
SQL> SHUTDOWN IMMEDIATE;
SQL> RECOVER DATABASE USING BACKUP CONTROLFILE UNTIL CANCEL;
注:必要なアーカイブ ログがない場合、必要な REDO レコードがオンライン REDO ログにあることを意味します。この状態は、インスタンスが失敗したときに、アーカイブされていない変更がオンライン ログにあると発生します。オンライン REDO ログ ファイルのフル パスを指定し、Enter キーを押すことができます(適切なログが見つかるまでにこの操作を数回試行する必要がある場合があります)。
SQL>SELECT * FROM V$LOG;
SQL>SELECT * FROM V$LOGFILE;
例:要求されたアーカイブ ログを適用した後に、以下のメッセージが表示される場合があります。
ORA-00279: change 55636 generated at 24/06/2014 16:59:47 needed for thread 1
ORA-00289: suggestion e:\app\Administrator\flash_recovery_area\orcl\ARCHIVELOG\2014_06_24\ O1_MF_1_2_9TKXGGG2_.ARC
ORA-00280: change 55636 for thread 1 is in sequence #24
Specify log:{<RET>=suggested | filename | AUTO | CANCEL}
例:E:\app\Administrator\oradata\orcl\redo01.log
注:正しいログを取得するまで、フル パスを複数回指定する必要があります。
以下のメッセージが表示されます。
Log applied
Media recovery complete
SQL> ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS;
データベース全体がリストアされました。
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