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Oracle データベースの前提条件の確認

Oracle データベースを一貫性のあるデータでバックアップするには、REDO ログをアーカイブするために ARCHIVELOG モードが有効になっていることを確認します。

ARCHIVELOG モードが有効であることを確認するには、以下の手順に従います。

  1. SYSDBA 権限を持つ Oracle ユーザとして Oracle サーバにログインします。
  2. SQL*Plus のプロンプトで以下のコマンドを入力します。
    ARCHIVE LOG LIST;
    

    現在のインスタンスのアーカイブ ログ設定が表示されます。

  3. 以下の設定を行います。

    Database log mode:アーカイブ モード

    Automatic archival:有効

  4. ARCHIVELOG モードを開始します。

    注:ARCHIVELOG モードが有効になっていない場合、ARCHIVELOG モードを開始してデータベースをバックアップする必要があります。

ARCHIVELOG モードを開始するには、以下の手順に従います。

  1. Oracle Serverが稼働中の場合はシャットダウンします。
  2. 以下のステートメントを Oracle で実行します。
    CONNECT SYS/SYS_PASSWORD AS SYSDBA
    
    STARTUP MOUNT;
    
    ALTER DATABASE ARCHIVELOG;
    
    ALTER DATABASE OPEN;
    

    デフォルトでは、アーカイブ ログはフラッシュ リカバリ領域に書き込まれます。フラッシュ リカバリ領域にアーカイブ ログを書き込まない場合は、LOG_ARCHIVE_DEST_n パラメータを、アーカイブ ログを書き込む場所に設定できます。

    SQL>ALTRE SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_1='LOCATION=e:\app\administrator\oradata\<oracle_database_name>\arch' SCOPE= BOTH;
    
    システムが変更されました。
    
    SQL> ARCHIVE LOG LIST;
    

    現在のインスタンスのアーカイブ ログ設定が表示されます。

  3. 以下の設定を行います。

    Database log mode:アーカイブ モード

    Automatic archival:有効

    Archive destination:E:\app\oracle\oradata\<oracle_database_name>\arch

    Oldest online log sequence:21

    Current log sequence:23

ディザスタ リカバリ用の BMR を実行する場合は、システム ボリュームと、すべての Oracle インストール ファイルが含まれているボリュームを選択したことを確認します。