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ca_dbmgr - 表示オプション

ca_dbmgr 表示オプションを使用すると、CA ARCserve Backup で処理されるジョブ、使用するメディア、バックアップしたデータ、セッション情報、ディスク使用率、およびクライアント情報などを表示できます。

ca_dbmgr コマンドには、以下の表示オプションが含まれます。

ca_dbmgr [-cahost <host>] -show 
prune
summary
jobs | jobsessions <jobID>
[-completed]
[-cancelled]
[-failed]
[-incomplete]
[-last <no_of> days | weeks | months]
tapes | tapesessions <tapeID [:seqNo]>
pools | poolmedia <poolName>
scratchmedia | savemedia

注: コマンド出力で Unicode 文字が正しく表示されるようにするには、最初に、以下のように環境変数「ARCSERVE_UNICODE_DISPLAY_CMDL」に 1 の値を設定してから、コマンドを実行する必要があります。

C:¥Documents and Settings¥cb>set ARCSERVE_UNICODE_DISPLAY_CMDL=1 

また、これらの Unicode 文字を正しく表示するには、以下のように環境変数を設定した後で、ca_log の出力をリダイレクトする必要があります。

C:¥>ca_log -view activity.log >UNICODE_log.txt
prune

廃棄処理の状態および設定を表示します。

summary

データベース サイズと制限、廃棄およびパージの状態、スペース情報、およびデータベース情報を表示します。

jobs -completed | -cancelled | -failed | -incomplete

指定したジョブの状態およびその他の情報を表示します。

jobs | jobsessions <jobID>
[-completed]
[-cancelled]
[-failed]
[-incomplete]
[-last <no_of> days| weeks| months]

特定のタイプのすべてのジョブまたは指定したジョブ ID に含まれるすべてのセッションに関する情報を表示します。

たとえば、「-completed」と入力すると、完了したジョブがすべて表示されます。 また、たとえば [-last 2 weeks] のように、時間制限を入力することもできます。

パラメータなしでコマンドを入力すると、データベース内のジョブすべてに関する情報が表示されます。

tapes | tapesessions <tapeID[:seqNo>

指定したテープまたはテープ セッションに関する情報を表示します。

pools | poolmedia <poolName>

指定したプールまたはプール メディアに関する情報を表示します。

scratchmedia

メディア プールの再利用セット内に現在あるすべてのメディアに関する情報を表示します。 この情報には、テープ名、シリアル番号、テープ ID、シーケンス番号、フォーマット日、有効期限、およびメディアが属しているメディア プールが含まれます。

savemedia

メディア プールの保存セット内に現在あるすべてのメディアに関する情報を表示します。 この情報には、テープ名、シリアル番号、テープ ID、シーケンス番号、フォーマット日、有効期限、およびメディアが属しているメディア プールが含まれます。

詳細情報:

ca_dbmgr - データベース マネージャ コマンド

ca_dbmgr - 例