SQL Server の復旧モデルとは、惨事が発生した場合に、トランザクション ログを使用して損失データのリスクを管理する方法です。データベースごとに異なる復旧モデルを採用して、データベース保守管理を行うことができます。Microsoft SQL Server のバージョン、および、データベースに継承された復旧モデルによっては、Arcserve Backup のバックアップ オプションの中に使用できないものがある場合があります。
1 つの SQL Server インスタンスにおいて、データベースに以下の復旧モデルを混在させることができます。
バックアップ方式 |
シンプル |
フル |
一括ログ復旧モデル |
---|---|---|---|
データベース フル |
必要 |
必要 |
必要 |
データベース差分 (マスタ DB には使用不可) |
オプション |
オプション |
オプション |
トランザクション ログ |
使用できません |
必要 |
必要 |
ファイルとファイル グループ(SQL Server 2000 以降が必要) |
使用できません |
オプション |
オプション |
データベースの一部(SQL Server 2000 以降が必要) |
オプション |
オプション |
オプション |
データベースの後にトランザクション ログをバックアップする |
|
オプション |
オプション |
ファイルとファイル グループのバックアップの詳細については、「ファイルおよびファイル グループのバックアップ」参照してください。データベースの一部のバックアップの詳細については、「部分バックアップ」参照してください。
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