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エージェントを使うための準備

サーバに Windows エンジンをインストールすると、Arcserve Backup を使用して開いているファイルをバックアップできるようになります。通常、エージェントは詳細設定を行わなくても十分有効に使用できますが、問題が発生するのを避けるために以下の基本的な考慮事項を確認してください。

• バックアップの対象となるファイルが、Windows エンジンが稼動しているサーバに格納されていることを確認します。必ずしもそうとは限りませんが、通常の場合、これは Arcserve Backup が実行されているサーバになります。エージェントを複数のサーバ上で実行する場合は、サーバごとに Windows エンジンを購入してインストールする必要があります。
• Arcserve Backup が別のサーバで稼動していて、ネットワーク共有を使用して Windows エンジンが稼動するリモート コンピュータ上でバックアップを実行する場合は、Windows エンジンが稼動しているリモート コンピュータの <aof> 設定で、リモート サーバ クライアントが有効になっていることを確認します。
• バックアップ プログラムが別のサーバで実行され、Windows エンジンが稼動しているリモート コンピュータのバックアップを実行するときにクライアント エージェントを使用する場合は、対象サーバの <aof> 設定でクライアント エージェントが有効になっていることを確認する必要があります。
• ファイル グループを設定します。データベース マネージャや電子メール システムのように、互いに関連した複数のファイルを1つの単位として管理するようなアプリケーションの場合は、複数のファイル グループの定義が必要になる場合があります。
• VSS 設定を設定します。Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング システムでは、グローバル オプション［VSS を使用する］が有効になっているかどうかに関わらず、すべてのバックアップは VSS のみを使用して開いているファイルをバックアップします。デフォルトでは、Agent for Open Files は、常に VSS を使用してファイルをバックアップするようにエージェント マシンのレジストリ キーを更新します。
• 設定にはコンソールを使用します。自分のサーバでエージェントを操作する場合、コンソールを使用する必要はありませんが、設定やステータスをモニタリングするには必要です。

詳細情報：

［クライアント］タブ

グループの同期化

エージェントと VSS

エージェントの環境設定

詳細な環境設定