新しい機能および機能拡張
重要: 最新の機能拡張については、UDP 10.1 を参照してください。
Arcserve UDP 10.0 では、以下の新機能および機能拡張を利用できます。
- アシュアード セキュリティ スキャン: 復旧ポイントのバックアップ データでマルウェアまたは悪意のあるファイルをスキャンできます。また、リストアする前に、復旧ポイントにある悪意のあるファイルについて警告します。詳細については、「アシュアード セキュリティ スキャンを実行する方法」を参照してください。
- 注:
- アシュアード セキュリティ スキャンは、Windows ノードでのみサポートされています。
- カスタム、日次、週次、月次のスケジュールの種類で、すべてのジョブの種類におけるフル、増分、検証、未完了のバックアップの種類に適用できます。
- Google Cloud に対する仮想スタンバイ: 復旧ポイントを Google Cloud で仮想マシン形式に変換し、必要に応じて容易にデータを復旧させるためのスナップショットを準備します。また、この機能はハイ アベイラビリティ機能を提供し、ソース マシンでエラーが発生した場合はただちに仮想マシンが確実に引き継ぐことができます。詳細については、「Google Cloud に対する仮想スタンバイ プランを作成する方法」を参照してください。
- アドホック仮想スタンバイ: 復旧ポイントを仮想マシン形式に変換し、必要に応じて容易にデータを復旧させるためのスナップショットを準備します。また、この機能はハイ アベイラビリティ機能を提供し、ソース マシンでエラーが発生した場合はただちに仮想マシンが確実に引き継ぐことができます。詳細については、「アドホック仮想スタンバイ マシンを作成する方法」を参照してください。
- 既存のデータ ストアの読み取り専用データ ストアとしてのインポートまたはマウント: 既存のデータ ストアを復旧用の読み取り専用データ ストアとしてインポートまたはマウントできます。バックアップ、マージ、およびパージ ジョブはサポートされていません。詳細については、「データ ストアのインポート」を参照してください。
- 1 対多のレプリケーションのサポート: Arcserve UDP で、単一のソースから複数のデータ ストア デスティネーションへのレプリケーションがサポートされるようになりました。バックアップ先またはレプリケーション先から、レプリケーション タスクのソースとして指定するソース データ ストアを選択できます。さらに、次のレプリケーション ジョブを前のレプリケーション ジョブの完了後にのみ開始するか、または並行して開始する必要があるかを選択できます。
- 注: この機能は、レプリケート および リモート管理の RPS へレプリケート タスクにのみ適用できます。
- SQL データベースのマウント: Microsoft SQL Server に SQL データベースをマウントできます。詳細については、「SQL データベースをマウントする方法」を参照してください。
- 共有フォルダの削除(RSF): バックアップ、リストア、レプリケーションなどを行うときに、データストアに格納されているメタデータ(インデックス、参照など)ファイルへのアクセスに使用されている共有フォルダが必要なくなり、ソケットを利用したメタデータ操作に置き換わります。詳細については、「データストア共有を無効にする方法」を参照してください。
- UNC パスのパスワード長の増加: RPS データストア デスティネーション UNC パスに最大 120 文字のパスワードを使用できます。
- TLS 1.3 のサポート: インターネットでの送信中にデータが傍受されないように、TLS 1.3 のサポートが有効になります。