前提条件と考慮事項の確認
以下の前提条件が満たされていることを確認してください。
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コンソールにログインします。
- 復旧ポイント サーバにバックアップ データを保存する場合は、サーバ コンポーネントをインストールし、データ ストアを作成します。
- 仮想スタンバイ マシンを作成するための有効な復旧ポイントがあります。以下のいずれかのタスクからの復旧ポイントが可能です。
- バックアップ(エージェント ベースの Windows)
- バックアップ(ホスト ベースのエージェントレス)
- レプリケート
- リモート復旧ポイント サーバからのレプリケート
- マシン全体をバックアップして仮想スタンバイ タスクを有効にします。バックアップがフル バックアップでない場合は、仮想スタンバイ タスクを作成できません。
- 最初のディスクにシステム ボリュームをインストールします。ソース マシンのシステム ボリュームとブート ボリュームが同じディスク上にあることを確認します。
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サポートされているオペレーティング システム、データベース、およびブラウザが含まれている「動作要件」を確認します。
- Google Cloud アカウントが Google Cloud Platform にアクセスできることを確認します。Arcserve UDP はアカウントを提供しません。
- Google Cloud Platform ユーザが Google Cloud に対する VSB のために Google Cloud を制御および操作するには、特定の Google Cloud API 権限が必要です。詳細については、「Google Cloud に対する VSB を利用するサービス アカウントの詳細な IAM 権限の設定」を参照してください。
- VSB ワークフローのために、プロキシおよびスタンバイ VM を作成するプロジェクトで、Compute Engine API と Cloud Storage API を有効にする必要があります。詳細については、「Google Cloud に対する VSB を利用するサービス アカウントの詳細な IAM 権限の設定」の手順 6 を参照してください。
- サービス アカウントと秘密鍵を作成する必要があります。詳細については、「サービス アカウントと秘密鍵の作成」を参照してください。
- Google Cloud で VPC ネットワークを作成する必要があります。詳細については、「Google Cloud で VPC ネットワークを作成する方法」を参照してください。
- Google Cloud で VPC ファイアウォール設定を構成し、TCP 8014 および TCP 4091 など、受信アクセスに関連するポートを開きます。
- Google Cloud で仮想スタンバイ(VSB)プロキシを作成する必要があります。詳細については、「Google Cloud での VSB クラウド プロキシの作成」を参照してください。
考慮事項:
- Google Cloud の制約により、Google Cloud に対する VSB プランのソース ノードのシステムおよびブート ボリュームは最初のディスクに存在する必要があります。
- Google Cloud の制約により、TCP/IP 設定のカスタマイズは、Google Cloud インスタンスの最初のネットワーク インターフェースに適用できません。
- 外部 IP アドレスの割り当ては、Google Cloud インスタンスの最初のネットワーク インターフェースに対してのみ使用可能です。
- TCP/IP 設定のカスタマイズは、直接アクセスまたは VPN がプライマリ サイトと Google Cloud ネットワークの間に設定されている場合にのみ適用できます。それ以外の場合、カスタマイズによって Google Cloud インスタンスがアクセス不能になります。
- プランの既存のノードに対するパブリック IP プロパティの自動割り当ての有効化/無効化を変更することはできず、更新はプランに追加された新しいノードにのみ影響を与えます。