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ホスト ベースのエージェントレス バックアップとリストアに使用される転送モードのレジストリでの定義
VMware ESX サーバ上の仮想マシンに対するホスト ベース エージェントレス バックアップまたはリストア ジョブを実行するプロキシとして、UDP エージェントに使用する転送モード(データの転送)を定義できます。 デフォルトでは、ホスト ベースのエージェントレス バックアップおよびリストアは、ホストベースのエージェントレス バックアップおよびリストアがデータ転送のパフォーマンスを最適化(速度の増加)することを可能にするモードを使用します。 ただし、バックアップまたはリストア用に特定の転送モードを指定する場合は、このトピックに述べられているようにレジストリ キーを設定する必要があります。
Host-Based VM Backup は、以下の転送モードを使用して、バックアップを実行できます。
以下の点に注意してください。
- この環境設定タスクは省略可能です。 デフォルトでは、Host-Based VM Backup は、バックアップ処理のパフォーマンスを最適化する転送モードを使用して、バックアップを実行します。
- 特定の転送モードを使用するためにこのレジストリ キーを設定しても、そのモードが利用可能でない場合は、ホスト ベース VM バックアップでは、使用可能なデフォルトの転送モードがバックアップ処理に使用されます。
- プロキシ サーバを使用してバックアップに使用されるすべての VM に対して転送モードを定義するか(プロキシ レベル)、特定の VM を定義できます(VM レベル)。 プロキシ サーバおよび VM の両方を設定する場合、VM レベル レジストリはプロキシ レベル レジストリよりも優先されます。
プロキシ サーバ レベル(バックアップおよびリストアの両方に対して適用可能)で転送モードを定義するには、以下の手順に従います。
- Arcserve UDP エージェント(Windows) バックアップ プロキシ サーバにログインします。
- Windows レジストリ エディタ を開き、以下のキーを探します。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine]
- 「VDDKEnforceTransport」を右クリックし、コンテキスト メニュー メニューで[変更]をクリックし、[文字列の編集]ダイアログ ボックスを開きます。
- [値データ]フィールドで、バックアップ ジョブで使用する転送モードを指定します。 以下から 1 つ以上の値を「:」で区切ってを指定します。 (例: nbd または san:nbd:nbdssl:)
- hotadd
-
HOTADD 転送モード
- nbd
-
NBD 転送モード
- nbdssl
-
NBDSSL 転送モード
- san
-
SAN 転送モード
- [OK]をクリックして値を適用し、[文字列の編集]ダイアログ ボックスを閉じます。
転送モードが定義され、次回のジョブ実行時に使用されます。
注: シン VMDK (Virtual Machine Disks)のリストアには、デフォルトで高度でない転送モード(LAN 転送モード)が使用されます。 シン VMDK に対して高度な転送モードを有効にするには、以下の例のようにレジストリ キーを更新してください。
- Windows レジストリ エディタ を開き、以下のキーを探します。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine]
- AFRestoreDll という名前のキーを作成します。
- AFRestoreDll キー内に EnforceTransportForRecovery という名前の文字列値を作成します。
- 回復ジョブで使用する転送モードを指定します。 (例: san:nbd:nbdssl)
例
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine\AFRestoreDll]
"EnforceTransportForRecovery"="san:hotadd:nbd:nbdssl"
VM レベル(バックアップでのみ適用可能)で転送モードを定義するには、以下の手順に従います。
- 仮想マシン用の Arcserve UDP エージェント(Windows) バックアップ プロキシ サーバにログインします。
- Windows レジストリ エディタ を開き、以下のキーを探します。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine\AFBackupDll\{VM-InstanceUUID}
- VM-InstanceUUID を右クリックして[新規]を選択します。
- ポップアップ メニューの[文字列値]をクリックします。
- 新しい文字列値を以下のように指定します。
EnforceTransport
- 「EnforceTransport」を右クリックし、コンテキスト メニュー メニューで[変更]をクリックし、[文字列の編集]ダイアログ ボックスを開きます。
- [値データ]フィールドで、バックアップ ジョブで使用する転送モードを指定します。 以下のいずれかの値を指定します。
- hotadd
-
HOTADD 転送モード
- nbd
-
NBD 転送モード
- nbdssl
-
NBDSSL 転送モード
- san
-
SAN 転送モード
- [OK]をクリックして値を適用し、[文字列の編集]ダイアログ ボックスを閉じます。
転送モードが定義され、次回のジョブ実行時に使用されます。
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