Arcserve UDP ソリューションの機能として、プレフライト チェック(PFC)というユーティリティがあります。これによって、特定のノードに対して重要なチェックを実行し、バックアップ ジョブが失敗する可能性がある条件を検出できます。 PFC は、vCenter/ESX または Hyper-V からインポートされる仮想マシン ノードにのみ適用可能です。 ユーザが以下のアクションを実行すると、PFC は自動的に実行されます。
さらに、プレフライト チェックを手動で実行することもできます。
次の手順に従ってください:
[すべてのノード: ノード]ページは中央のペインに表示されます。
注: 以下のいずれかのオプションを使用して、プレフライト チェックを実行することもできます。
「仮想マシンのプレフライト チェックを開始しています」というメッセージが表示されます。
また、右ペインの[ログの表示]をクリックしてプレフライト チェックのステータスを表示することもできます。
以下の表では、PFC が VMware VM に対して実行するチェックについて説明します。
項目 |
説明 |
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変更ブロックのトラッキング(CBT) |
仮想マシン上に存在する、変更済みディスク セクタのトラッキングを行う機能です。 これは、バックアップのサイズを最小化するのに役立ちます。 この項目は、CBT が有効であることを確認します。 |
VMware Tools |
この項目は、VMware Tools が各仮想マシンにインストールされていることを確認します。 |
ディスク |
この項目は、仮想マシンのディスクを確認します。 |
電力状態 |
この項目は、仮想マシンの電源がオンになっていることを確認します。 |
データ整合性 |
この項目は、VM に関してアプリケーションの整合性が保たれたスナップショットを作成できるかどうかを確認します。 |
以下の表では、PFC が Hyper-V VM に対して実行するチェックについて説明します。
項目 |
説明 |
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Hyper-V の認証情報 |
製品は、システム共有 ADMIN$ によってバックアップ ユーティリティおよび変更ブロックのトラッキング ユーティリティを Hyper-V サーバに展開する必要があります。 このアクションは、共有に対する必要な権限が製品にあるかどうかを確認するために役立ちます。 Hyper-V 認証情報が正しくない場合、または ADMIN$ 共有が管理者によって閉じられている場合、バックアップ/リストア ジョブは失敗します。 |
統合サービス |
この項目は、Hyper-V 統合サービスが各仮想マシンにインストールされて、有効になっていることを確認します。 統合サービスがない場合、Arcserve UDP は以下のアクションを完了できません。
統合サービスには、複数のサービスが含まれます。 Arcserve UDP ソリューションは、以下の 2 つのサービスのステータスを確認します。
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電力状態 |
この項目は、仮想マシンの電源がオンになっていることを確認します。 VM が電源オンおよび電源オフ以外のステータス(「保存済み」ステータスなど)になると、一時停止警告が表示されます。 VM が電源オン ステータスでない場合、Arcserve UDP ソリューションは、実行前/実行後の処理コマンドおよびアプリケーション ログ パージ アクションを実行できません。 さらに、VM が一時停止ステータスの場合、Arcserve UDP は、アプリケーションの整合性が保たれたバックアップを実行できません。 |
ディスク |
この項目は、サポートされていないディスクが VM に接続されているかどうかを確認します。 |
データ整合性 |
この項目は、VM に関してアプリケーションの整合性が保たれたスナップショットを作成できるかどうかを確認します。 |
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