症状 1
VM ノードは、別の VM ノードをコンソールにインポートした後、上書きされます。
たとえば、同じ UUID (VMware の場合はインスタンス UUID、Hyper-V の場合は VM UUID)を持つ 2 つの仮想マシン(VM1 と VM2)が、異なる vCenter (VC1 と VC2)によって管理されている ESXi ホスト上に存在するとします。VM1 をコンソールにインポートすると、コンソールのノード リスト ビューに表示されます。その後、VM2 をコンソールにインポートします。ノード リスト ビューでは、VM1 が VM2 によって上書きされます(つまり、VM2 が追加され、VM1 は削除されます)。
症状 2
[ハイパーバイザ]列の VM ノードの情報がオート ディスカバリの実行中に常に変化します。
たとえば、同じ UUID (VMware の場合はインスタンス UUID、Hyper-V の場合は VM UUID)を持つ 2 つの仮想マシン(VM1 と VM2)が、異なる vCenter (VC1 と VC2)によって管理されている ESXi ホスト上に存在するとします。VM1 をコンソールにインポートします。少なくとも 1 つの VM を vCenter VC2 からインポートし、VC1 および VC2 の両方が[ノード ディスカバリ リスト]に追加されるようにします([設定]タブの[ノード ディスカバリ環境設定]ページでリストを確認できます)。ノード ディスカバリを実行すると、まず VC1 に接続し、UUID によって VM1 を検出し、[ハイパーバイザ]列が VC1 の情報で更新されます。しかし、その後 VC2 に接続すると、UUID によって VM2 が検出され、[ハイパーバイザ]列が VC2 の情報で更新されます。
解決方法
Arcserve UDP では VM の UUID (VMware の場合はインスタンス UUID、Hyper-V の場合は VM UUID)を使用して、VM ノードを特定します。VM で UUID が重複することはまれですが、そのような場合には Arcserve UDP で問題となる動作が発生する可能性があります。
この問題を解決するには、以下の手順に従って、VM の UUID を手動で変更します(VMware VM にのみ適用)。
https://<vCenter ホスト名>/mob/
<spec>
<instanceUuid>2499952a-6c85-480e-b7df-4cbd2137eb69</instanceUuid>
</spec>
注:上記の 2499952a-6c85-480e-b7df-4cbd2137eb69 文字列はサンプルの UUID です。実際に適用する UUID で置き換える必要があります。
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