Previous Topic: ポート アドレスの設定Next Topic: ホストと信頼関係にあるユーザの認証情報


Common Agent のポート番号

デフォルトでは、Common Agent は TCP および UDP の両方でポート番号 6051 を使用します。このデフォルトのポートを変更するには、agent.cfg ファイルの ABcmagt セクションに新しいポート番号を指定した後、caagent stop コマンドに続いてcaagent startを入力して、Common Agent を再起動する必要があります。ポート番号の変更後に caagent の update コマンドを使用しないでください。

注: 通常の状況では、この方法で、Common Agent を開始または停止しないでください。代わりに、システムにインストールされているUNIXおよびLinuxクライアント エージェントに用意されているstartスイッチおよびstopスイッチを実行します。

以下は、スクリプトを変更前と変更後の環境設定ファイルの例です。

変更前:

[36] 
#[ABcmagt]
#NAME		 ABcmagt
#HOME		 /opt/Arcserve/ABcmagt
#TCP_PORT 	6051
#UDP_PORT 	6051

変更後:

[36] 
#[ABcmagt]
NAME		 ABcmagt
HOME	 	/opt/Arcserve/ABcmagt
TCP_PORT		9051
UDP_PORT		9051

Common Agent を再起動しない限り、ポートの変更は有効になりません。デフォルト ポート以外のポートで実行するように Common Agent の環境設定を行う場合、この Common Agent にアクセスできるように Arcserve Backup サーバを環境設定する必要もあります。これは、CAPortConfig.cfgファイルにクライアント エージェントのエントリを追加することで実行できます。このファイルは、バックアップ サーバ上のホーム ディレクトリ の config サブディレクトリ $AB_HOME/config/port.cfg にあります。

デフォルトでは、Common Agent は他の UDP ポートである 0xA234 (41524)を使用して、UNIX、Linux、および Mac OS X クライアント エージェントに対する Arcserve Backup のオート ディスカバリ要求を受信します。このポートは設定不可です。