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ca_backup - ソース引数

ca_backup ソース引数によって、バックアップを行うパスまたはロケーションを指定できます。

ca_backup コマンドは、以下のソース引数を提供します。

ca_backup -source [<hostname>[<hostIP>]] [node options] -filesystem <filesystem> [<relative directory>] [-inputfile <filename>] [volume options]
ca_backup -source [<hostname>[<hostIP>]] [node options] [-fsfile <filename>]
host type: unix|nt|nwagent|ntagent|w95agent|mac

Windows での使用法は以下のとおりです。
ca_backup -source [<hostname>[<hostIP>]<hosttype>] [node options] -filesystem <filesystem> | <folder path> [-filelist <file list>] [volume options]
UNIX での使用法は以下のとおりです。
ca_backup -source [<hostname>[<hostIP>]<hosttype>] [node options] -filesystem <filesystem> [<realtive directory>] [-filelist <file list>] [volume options]
Raw デバイス特有のバックアップ(UNIX のみ)は以下のとおりです。
ca_backup -source [<hostname>[hostIP]] [node options] -raw <raw device> [volume options]
VSS 特有のバックアップは以下のとおりです。
ca_backup -source [-vss <vsswriter path> [-vsswriter [-transport [retainshadowcopy]][-excludefincludedinthis] [-erroronceffail]] [-method <full|incr|diff|copy|log>] 
データベース バックアップ(UNIX のみ)は以下のとおりです。
ca_backup -source [<hostname>[<hostIP>]] [node options] -database <dbase type> <dbase name|SQL server> [<tablespaces>] [dbase options]

-source [<hostname>[<hostIP>]]

バックアップするソース マシンを指定します。hostname の指定がない場合、デフォルトのマシンがローカル マシンになります。このスイッチは、ca_backup コマンド内で複数回指定できます。バックアップするソース マシンごとに必ず指定してください。他のスイッチを指定せずに -source スイッチを使用すると、デフォルトではソース マシン全体がバックアップされます。

注:-sourceにはマシンのホスト名だけを指定できます。このホスト名には、使用しているネットワークで解決できるものを指定する必要があります。

-filesystem <filesystem name> <relative directory> <folder path>

バックアップするファイル システムまたはフォルダを指定します。オプションで、そのファイル システムに含まれるディレクトリも指定できます。このスイッチは、ca_backup コマンド内で複数回指定できます。バックアップするファイル システムごとに必ず指定してください。

注:Windows NTでは、名前にスペース文字が含まれるフォルダやディレクトリをバックアップする場合に、名前を二重引用符で囲む必要があります。

-filelist <file list>

バックアップするファイルを個別に指定します。-filesystemスイッチと共に使用します。

-inputfile <filename>

バックアップするファイルのリストを含むファイル名を渡すために使用します。このスイッチを -filelist <file list> の代わりとして使用できます。また、-source および -filesystem オプションと共に使用することもできます。

-fsfile <filename>

バックアップするファイル システムのリストを含む外部テキスト ファイルからの入力を指定します。以下の情報を定義することで、バックアップの詳細レベルを指定できます。

以下の構文を使用して実行します。

[filesystem name] [relative_dir][-filelist <file1><file2>][-inputfile <filename>]
-raw <raw device>

バックアップする raw デバイスを指定します。

注:この引数は、UNIXおよびLinuxプラットフォームのみに適用されます。

-username <user name>

バックアップするソース マシンのユーザ名を指定します。ここで指定したユーザ名は、ソース マシンにログインするために使用されます。

-password <password>

ソース マシンへのログインに使用されるユーザのパスワードを指定します。

注:Starting with release r16, the backup job will automatically retrieve the user credentials directly from the ASDB.その結果、この password パラメータを指定する必要はなくなります。

ca_backup コマンド ライン ユーティリティは、バックアップ ソースをさらに識別し検索するために、以下のオプションもサポートします。

詳細情報:

ca_backup - バックアップ マネージャ コマンド

ca_backup - ノード オプション

ca_backup - ボリューム設定オプション

ca_backup - データベース オプション

ca_backup - 例