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ca_backup - ボリューム設定オプション

バックアップするボリューム オブジェクトを選択する際に、ボリューム レベルのオプションおよび適用されるフィルタを設定し、ボリューム関連の情報を表示できます。

ca_backup コマンドには、以下のボリューム設定オプションが含まれます。

ca_backup
[-volscan | -volcompare]
[-volgroomdisable]
[-volsessionpw <session password>]
[-volencryption <encryption key>]
[-volcompression]
[-filter <volume filters>]

(UNIX のみ)
[-priority <priority level>]

-volscan

ファイル システム(ボリューム)のバックアップの整合性を検証します。バックアップ メディアをスキャンして各ファイルのヘッダをチェックします。ヘッダが読み取り可能な場合、データは信頼できるものとみなされます。

-volcompare

ファイル システム(ボリューム)のバックアップの整合性を検証します。バックアップ メディアからデータ ブロックを読み出し、その内容をソース マシン上のソース ファイルと 1 バイトずつ比較します。

-volsessionpw <session password>

ファイルシステム(ボリューム)のバックアップを含むテープのセッションにセッション パスワードを適用します。

このオプションを使用してバックアップされたセッションをリストアするには、ca_restore -tapesessionpwオプションを使用してリストア ジョブを実行する必要があります。

-volencryption <encryption key>

バックアップ前にファイルを暗号化します。このセッションに含まれる暗号化されたファイルをリストアするには、パスワードを入力する必要があります。

-volcompression

このファイル システム(ボリューム)のみ、ファイルを圧縮してからバックアップを実行します。

-filter <volume filters>

ボリューム レベルで(特定のファイルシステムに)フィルタを適用します。適用されるフィルタのレベルは、ca_backup コマンド内での -filter スイッチの位置によって決定されます。

-priority <priority level>

ジョブに含まれるノード/ボリュームにバックアップの優先順位を割り当てます。優先順位の範囲は 1(最高)~ 255(最低)です。

注:This option applies to UNIX and Linux only.

詳細情報:

ca_backup - バックアップ マネージャ コマンド

ca_backup - ソース引数

ca_backup - ノード オプション

ca_backup - データベース オプション

ca_backup - 例